©大和和紀/講談社
『はいからさんが通る』『あさきゆめみし』ラベル・ウイスキー
『はいからさんが通る』
あかし5年
14,300円(税込)
『あさきゆめみし』
あかし9年
19,800円(税込)
大正時代の紅緒と平安時代の光源氏
ピートレベルの異なるふたつのあかし
時代ものやラブコメディーの名手、漫画家・大和和紀先生の「はいからさんが通る」(1975~1977年『週刊少女フレンド』連載)と「あさきゆめみし」(1979~1993年月刊『mimi』、『mimi Excellent』連載)。この名作である2作品を兵庫県江井ヶ嶋酒造のウイスキー「あかし」のラベルに仕立てました。
まず、ウイスキー評論家の山岡秀雄が選んだのは、あかしのバーボン樽5年熟成のヘビリーピーテッド樽。2018年より使用しはじめた50ppmのフェノール値の麦芽で造られたスピリッツを、1stフィルのバーボン樽で熟成したものです。最近は、あかしの酒質にはヘビリーピーテッドが合うと評価されています。この樽には、「はいからさんが通る」のラベルを合わせました。感情豊かでおてんば娘の紅緒と、紅緒の許嫁である陸軍少尉・忍のふたり。軽快なコメディで読者を笑わせながらも、大正デモクラシー、シベリア出兵、関東大震災と、激動の大正時代を凛と生きる紅緒の物語は、わたしたちに感動を与えてくれます。
もうひとつ選んだ樽、あかしの1stフィルのバーボン樽で9年熟成した、10ppmのライトピーテッド樽です。熟成感あるウイスキーには、「あさきゆめみし」を合わせました。約14年もの長い間連載され、「源氏物語」を漫画化した「あさきゆめみし」は、平安時代の衣装や儀式などを詳細に調べて表現し、原文を膨らませ登場人物の心情を掘り下げており、「源氏物語」を身近に読める作品です。ラベルには主人公・光源氏と、のちに源氏の最愛の妻となる紫の上の美しい1枚を選びました。
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江井ヶ嶋酒造・製造部大川啓太さん、平石幹郎社長、WHISKY MEWの山岡秀雄。 -
山岡秀雄が「はいからさんが通る」に選んだ樽#101859の前で。 -
「あさきゆめみし」には#1467の樽を選定。
あかし5年
- 総本数
- 273本
- 容量
- 500ml
- 熟成年数
- 5年
- アルコール度数
- 62.0%
- 原材料
- モルト
- 原産地
- 日本
あかし9年
- 総本数
- 218本
- 容量
- 500ml
- 熟成年数
- 9年
- アルコール度数
- 63.0%
- 原材料
- モルト
- 原産地
- 日本
あかし9年 テイスティング・コメント
アロマ
透明感がある、とてもよい香り。心地よいウッディさ。オレンジの皮とバニラアイス。時間が経つと、かすかに薔薇の香り。
フレーバー
フルーティーだが、ややオイリー。わずかにスモーキーで、パウダリー。わずかに、ヒノキの新しい木材と御香。フィニッシュは、あたたかく、ビター。加水するとすっきりとするがスパイシー。
総合評価
ファーストフィルのバーボン樽で、熟成された9年物のあかし。4割以上のエンジェルシェアがあったが、その分、凝縮されたウイスキーになった。
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- ※小学館集英社プロダクションは酒類の通信販売小売業免許を付与されています。





あかし5年 テイスティング・コメント
アロマ
しっかりとしたピーティさを甘さが包んでいる。バニラとバナナ。背後に、ピート焚きした麦芽の殻。
フレーバー
キルンの中の空気。スモークしたナッツ。シナモン風味の飴。温かく長く続くフィニッシュ。加水すると、さらにスムーズになる。
総合評価
2022年5月に発売した「ザ・ゴースト・シリーズ」のあかし3年のヘビリーピーテッドより、アタックはやや穏やかになったが、熟成感がでて、より飲みやすくなった。