成田一徹ラベル・ウイスキー

BARの情景を活き活きと描いた切り絵。
成田一徹の切り絵ラベル　第３弾発売！

切り絵作家・成田一徹（なりた・いってつ）は、ライフワークとしてBARをモチーフにした切り絵を作り続けました。BARという空間（場所）と、そこで客をもてなすバーテンダーたちをこよなく愛し、その作品数は1千点以上に及びます。

WHISKY MEWでは、今までに成田一徹の切り絵作品のラベル・ウイスキーを2回リリースしてきましたが、今回その第3弾を発売します。

数多くの作品の中から、今回ラベルに選んだのは、「THE DUFFTOWN」と「AUGUSTA」の2作品。

横浜にあるBAR「THE DUFFTOWN」は、英国のパブ風のモルト・バーとして知られ、締め切りが迫ると一徹の取材先のお店探しに協力するなど、一徹と飛塚基マスターとの心温まる交流がありました。

また、大阪にあるBAR「AUGUSTA」は、店内の内装材全てにウイスキーの樽材を使った造りで、その居心地の良さから「僕もここにいればさらに熟成するかな」と一徹がジョークを飛ばすほど、品野清光マスターとは旧知の間柄でした。

ウイスキーは、山岡秀雄とそれぞれのお店のマスターとで選びました。「THE DUFFTOWN」ラベルには、レダイグ2009。マル島にあるトバモリー蒸留所で、ノンピートタイプの「トバモリー」に対し、ヘビリーピーテッドが「レダイグ」と大別されますが、レダイグ2009はそれを体現した、アイラモルトかと錯覚するようなピーティーさが、心地よく広がります。

もう1本の「AUGUSTA」ラベルには、ウエストポート2006。キリンに例えられる背の高いポットスチルで知られるハイランドの蒸溜所のモルトに、他の蒸溜所のモルトウイスキーをティースプーンほどの微量加えたウエストポート2006 は、甘い香りが凝縮された、女性をイメージできるブレンデッドモルトです。

BARヘの愛が滲み出る成田一徹の切り絵を愛でながら、美味なるウイスキーで秋の夜長をお愉しみください。