革命期のフランスで懸命に生きる人々の、愛と人生を鮮やかに描いた不朽の名作『ベルサイユのばら』（著：池田理代子）。

1972年より「週刊マーガレット」（集英社）にて連載が始まり、現在までに累計発行部数は2000万部を突破する大ヒット作です。

物語の中心に立つのは、男装の麗人として育てられた近衛士官オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。不自由な時代にあってなお、身分や性別の壁を越え、自らの手で人生を選び取ろうとする彼女の姿は、少女たちの共感と憧れを一身に集めました。王妃マリー・アントワネットの華麗で儚い人生、そして幼なじみアンドレとの切ない愛の行方もまた、多くの読者の心を深く揺さぶり、今なお色あせることなく世代を超えて愛され続けています。

そんな『ベルサイユのばら』のラベルに山岡秀雄が選んだのはグレングラント2003。

グレングラントはスコットランドのスペイサイド地方で造られているモルトウイスキー。グレングラント2003は、甘く優しい香りが広がり、味わいはビター感と甘さのバランスが絶妙で、ソフトで優しいフィニッシュが長く続きます。加水するとよりスムーズになりますが、どんな飲み方でもお楽しみいただけるウイスキーです。

華やかなラベルを眺めながら、魅惑的なスペイサイドモルトをご堪能ください。