トンプソン兄弟がマネージャーを勤めるバーは、ウイスキーの品揃えが素晴らしい！と聞き、スコットランドのドーノッホキャッスル・ホテルにある「ドーノッホキャスル・ウイスキーバー」に山岡秀雄が伺ったのは、約８年前のこと。それから頻繁に通うようになり、彼らが主催するコレクターのツアーにも何度も参加しました。また、彼らが来日したときには、日本のバーや蒸溜所を案内し、親交が深まっていきました。いつか、ジョイントボトルを出したいという話になるほどに。
 今年2020年は、トンプソン一家がドーノッホキャッスル・ホテルを買い、ウイスキーバーを開いて20周年の節目の年。この節目を記念して、共通の知り合いである、ボトラーズのウイスキーエクスチェンジのスキンダー・シンに送っていただいたサンプルの中から、この樽を選びました。
 ラベルのイラストは、インドネシア・ジャカルタにいるAndrew Soetionoが描きました。彼が描いた秩父蒸溜所の風景画などを見て、山岡とトンプソン兄弟がとても気に入り、この度、この３人のイラストを描いてもらいました。

来日したときの、トンプソン兄弟と山岡秀雄。