画業50周年記念出版
　不朽の名作『デビルマン』。
　後世の作品にも多大な影響を与え、誰もが知っている強烈な印象をもつ作品ながら、信じられないことにʼ72年からʼ73年のわずか1年余りしか連載されていなかった。じつに漫画版で53話、アニメ版は39話のみである。
　今回、永井豪氏画業50周年を記念し、ウイスキー評論家・山岡秀雄氏はデビルマンと同じ生まれ年の『インバーゴードン1972』を選択。グレーンウイスキーはモルトウイスキーとのブレンデッドに使用されることが多いが、これは44年という長期熟成を経て、シングルグレーンとして世に問う逸品。ʼ72年生まれの『デビルマン』もʼ72年生まれの『インバーゴードン』も孤高の個性を味わうもの。
「悪魔の力と人間の心を持つデビルマン」をまとった「インバーゴードン」は世界でわずか252本。原作とともに味わえば、悪魔的に旨いことは間違いない。